追悼、高倉健特別企画! 〜新幹線大爆破〜

追悼、高倉健特別企画! 〜新幹線大爆破〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本映画界におけるジンクスの1つに、

内容がどんなに良くても、スペクタルなサスペンス映画は、

あまりヒットしないというものがある。

 

 

 

 

その先駆けとも言える映画が、

1975年に公開された、『新幹線大爆破』 である。

 

 

 

 

高倉健を始め、豪華スターの競演と、

新幹線に仕掛けられた爆弾が、

速度が落ちると、自動的に爆発する仕掛けに、

なっているという、斬新な設定で大ヒットを期待されたが、

公開当時は予想に反し、観客動員は伸びなかった。

 

 

 

 

しかし、回想シーンをカットし、アクションを中心にした、

海外公開版が製作されると、海外で大ヒットを記録し、

特にフランスでは、今も人気の高い映画だ。

 

 

 

 

その後、日本でも名画座などで徐々に、

反響を示すようになり、今では、

カルト的人気を誇るようになっており、

その後のパニック映画に与えた影響は大きい。

 

 

 

 

物語は、終盤まで、高倉健演じる主人公を中心とした、

犯人グループと、捜査陣・国鉄当局の攻防が続き、

観る者を飽きさせない。

 

 

 

 

娯楽サスペンスとして、一級の作品に仕上がっているのだが、

犯人グループそれぞれの、事情を描いた回想シーンが、

時々、物語の流れを止めてしまう。

 

 

 

 

この回想シーンをカットした海外版が、

ヒットしたのは、とても納得のいくものだ。

 

 

 

 

しかし、回想シーンがないと、高倉健たち犯人グループが、

ただのテロリストにしか見えなくなってしまう。

 

 

 

 

両方を見比べてみて、どちらが自分の心情に、

マッチするかを確かめてみるのも、一興だ。

 

 

 

 

日本だけでなく、外国に出品しても、

恥ずかしくない映画を創りたいという、

気概が感じられるおすすめの一本と、言える。

 

 

 

 

 

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